アダルトビデオの定番ナンパモノはガチなのか検証
AV男優が街に繰り出し、行きかう女の子をナンパしてホテルに連れ込むというAVのド定番。古くはVHSの時代からネットのアダルトサイトが主流となった今でも支持を集め続ける、数あるエロ動画の中でも非常に人気の高いジャンルですね。
ではこのアダルト動画の中で繰り広げられている一連のナンパ行為は、仕込み無しのガチナンパなのでしょうか？
一般の素人女性にいきなり声をかけて口説き落とした上に、AV撮影の約束まで取り付けるなんて誰がどう考えてもハードルが高すぎる芸当。それだけに昔から最もヤラセを疑われるジャンルの1つでもあるナンパAVに、今一度フォーカスをして検証していきたいと思います。
ナンパエロ動画のパターンを暴露
ナンパモノと冠したAVの撮影は、ほとんどが以下の3パターンのいずれかに当てはまります。
パターン①100％仕込み
パターン②ガチ＋仕込み(ガチメイン)
パターン③ガチ＋仕込み(仕込みメイン)
「やっぱりそうだったのか」と改めて納得された方と、やらせの事実にショックを受けられた方のどちらもいらっしゃるのではないでしょうか。それぞれについて裏事情なども含めて解説していきますのでご覧ください。
①100％仕込みのナンパは脚本ありきの企画AVに近い
出会う場所や声のかけ方・登場人物のセリフ回しに、メインであるエッチの流れまでをも台本通りに行うパターンの撮影現場ですね。
素人役として出演するのは当然の如く一般人ではなく、AV事務所やプロダクションに所属するれっきとしたセクシー女優。
ただし100％仕込みの場合は出会うタイミングや女性の反応が不自然であることが多く、ガチンコかフェイクかを割と見破りやすいのが特徴。
たとえ途中でヤラセやセク女の仕込みに気付いたとしても、フィクションのナンパエロ動画として最後まで楽しむのが正しいAVファンの姿勢なのです。
②ガチの素人ナンパ撮影にも保険は必須
続いてはガチで一般人を口説いて撮影にこぎつけてやろうという、気概のある監督やスタッフによるリアルナンパもの。
ただしどこの業界でもコンプラが叫ばれる中、昔のような半ば強引にホテルに連れ込んだりするやり口は絶対に不可能。必然的にリアルにこだわり過ぎると成功確率はガクンと低くなってしまいますね。
というわけで一人も撮影許可してくれる女の子と出会えなかった場合のために、ヤラセ要因の女優を待機させておくのがこちらの「ガチメイン＋仕込み」パターン。
撮れ高ゼロでも保険があるため、「丸一日撮影を続けたのに全くの無駄足になってしまった」なんて事態には陥らないというわけです。
③素人女子をゲットでヤラセがリアルにチェンジ？
最後は①と同じくAV女優をキャスティングして仕込みのAV撮影を行うが、ナンパの成果次第では引っ掛けた素人女子もやっつけちゃおうというもの。あわよくば2匹目(2本目の撮影)も狙おうかという、成り行きによっては最もおいしくなるパターンですね。
この場合素人を絶対に口説き落としてエッチに持ち込む必要性は無いわけですから、男優もノープレッシャーで肩の力を抜いたナンパが可能。ガツガツしていないリラックスした雰囲気のおかげで、逆に撮影交渉が上手くまとまることもあるようです。
本物のナンパAVとやらせナンパエロ動画の見分け方
ナンパAVの撮影手法のパターンを理解していただいた後は、実際にあなたが視聴するアダルト動画のガチ度を測ってみましょう。
つまり画面上で展開される口説いてセックスという一連の流れが、リアルなのかフェイクなのかを判別する方法ですね。
そのためには以下の3点に留意して動画を見ていくやり方が有効です。
顔や背景にモザイクがかかっているか否か
実際にAVへの出演を承諾するかしないかは別にして、恥ずかしさやプライバシーの観点から顔出しを拒否する娘の方が圧倒的に多いのが事実。
たとえ街での声掛け・インタビューシーンの撮影だけであったとしても、使用許可にサインをしてくれる女の子なんて100人に1人いれば上出来でしょう。
最近では地上波のテレビ番組の取材を見ていても、人や建物にモザイクをかけるのが当たり前な世の中になっています。ましてやそれが怪しさ＆いかがわしさ満点のAV撮影ともなると・・・堂々と顔出しする方が稀なレアケースなのです。
そうした背景を踏まえて考えると、最初から最後まで一切モザイクやボカシが登場しない作品はやらせ動画の可能性大。特に近年リリースされた作品で断られた女の子とのやり取りまでボカシ抜きで収録されていれば、仕込み動画確定といっても差し支えないでしょう。
逆にナンパしている場所の背景にモザイク処理をしていれば、その作品はリアルガチの確率が高まります。いくら顔出し撮影に応じたとしても、一般人女性にとって身バレ対策は必須。普段の活動範囲である地元が特定されてしまうと、そこから芋づる式に身元が割れることもよくあるからです。
ただしこうした事実を逆手にとって、あえてモザイクを多用しているやり口もあり。女の子や周囲の背景をぼかすことでガチのナンパ感は増しますし、簡単に雰囲気や信憑性を高めることも可能。モザイクの有り無しはあくまで一つの手がかりですので、より正確に判断するためには以下の項目にある方法と組み合わせて見ていくのがベストです。
アダルトサイトのナンパAVはレビューを確認
アダルトビデオやエロDVDといったソフトから動画配信というデータ方針への転換によって、一つの大きな違いとなっているのが作品レビューという文化。
昔はわざわざAV情報誌にハガキ等で投稿しなければならないという、大変面倒な作業が必要でした。今ではPCかスマホ1台あれば、自宅でパパっと手軽にできてしまいますからね。各作品に集まってくるレビューや評価の数も、当然ケタ違いに多くなっているのです。
ところでこうした作品レビューのコーナーは、単純な動画の良し悪しのみがコメントされるわけではありません。
いわゆるネタバレ情報、ナンパAVに当てはめればセクシー女優の仕込みに気付いたユーザーが、必ずといっていいほどその正体について書き込んでくれています。
ある程度有名なセク女だと女優名や所属するメーカーに過去の出演作とかいった情報ですね。また素人エロサイトや多人数の乱交モノAVに出てるだけの名も無い企画女優であっても、特定して情報提供するマニアックな強者ユーザーもいたりします。
つまり有料アダルトサイトのナンパAVを見ていて本物かどうかが気になった時は、まずレビューページをチェックしてみればいいということですね。
レビューにそれらしき書き込みは無いけど、出ている女の子がプロか素人か気になって仕方ない。あなたにもこうした経験が一度はあるのではないでしょうか。そんな時には自ら評価ページで情報提供を求めるという裏技もあります。実際ナンパ物にかかわらず素人が主役のエロ動画には、「茶髪のギャルは女優さんですか？」とか「巨乳の娘が他に出演している作品があれば教えて下さい」みたいな投稿をチラホラ目にしますよね。もちろん100％確実に返信があるとは限りませんが、親切でマニアなユーザーさんがリプライしてくれることを期待して気長に待ちましょう。