たった一度のアダルトビデオ出演が悪夢の始まりに？
80年代のAV黎明期までさかのぼってみると、大げさではなく星の数に例えられるほど大量のアダルトビデオが生み出されてきました。
現在の主流である有料アダルトサイトであれDVDディスクやVHSビデオ等のソフトであれ、パッケージを見てみると多くの作品でにこやかな笑顔を浮かべてカメラに写り込むAV女優たち。
そのような姿を見かけるたびに、あなたも次のような疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか。
「おっぱい丸出しで微笑んでいるこの娘は身バレが怖くないのだろうか？」
「親兄弟や友達・恋人は彼女がAVに出ていることを知ってるのかな？」
これらの疑問に対する答えは様々で、極論を言えば身バレや顔バレで素性が明かされると困る子もいますし、逆に本名が晒されても平気な子もいます。
同様に身内に内緒でこっそりAVに出演している娘もいれば、反対に家族公認でセクシー女優になったという強者も存在しているのです。
ただしポルノ女優という職業やAV業界という性産業に対する偏見が、まだまだ根強く残っているのも日本社会の現状の一つ。そこでこのページではAVに出ていることを秘密にしている、つまりAV女優であることを隠して日常生活を送っている女の子達の顔バレ・身バレ問題について掘り下げていきたいと思います。
もしもAV出演が周囲に知れ渡ってしまった場合に訪れる最悪の展開とは一体どんなものなのでしょうか。
またセクシー女優の肩書きが両親や友達にばれてしまう原因や、現役AV女優が行っている有効な身バレ対策とは？
男なら誰もが持っているAV業界に対する普遍の疑問を、一つ一つ解き明かしていきましょう。
身バレしたAV女優が受ける被害の実例
特に割のいいアルバイト的な感覚でAVプロダクションに登録している女の子たちは、当然のことながら相場よりも高額なギャラを目当てにエロビデオに出演しています。
そういった場合は「AV界のトップに立ちたい」「名前を売って有名になりたい」という野心や願望は無いことが大半。むしろ身分や正体を隠してひっそりと活動することを望んでいたりします。
ではそうした隠れセクシー女優とでも呼ぶべき彼女たちが、周囲にAV出演を知られた時に受ける被害にはどのような種類のものがあるのでしょうか。
普段はどこにでもいそうな一般女性として地域社会にも溶け込んでいる女の子をモデルケースに、実際に起こった身バレの事例を交えて解説していきたいと思います。
家族から勘当されたり恋人と破局してしまう
エロビデオ・アダルト動画への出演がバレてしまった時に起こりうる問題として、最も深刻かつ可能性が高いのが身近な人間関係の摩擦です。
特に親・兄弟など血のつながった親族や、彼氏・旦那といった深い結びつきのある間柄ほど致命的な亀裂を生じさせる傾向があります。
赤の他人と揉めるよりも骨肉の争いの方が泥沼化しやすいのは、古今東西を問わず世の常といえるでしょう。
同居している家族から家を追い出された上に縁を切られたり、恋人からは振られて婚約が破談になってしまうかもしれません。結婚している女性だと離婚を切り出されるのは必至で、更に損害賠償まで請求されてしまうことも。
仮にその場は何とか乗り切って最悪の事態はまぬがれたとしても、一度入ったひび割れを完全に元に戻すのは至難の業。ギクシャクした関係に耐え切れず、女性側が実家を飛び出したり別れを切り出したりすることも珍しい話ではないのです。
退職や退学に追い込まれる
AV女優の身バレ・顔バレは、自身が通う職場や学校での立場をも危うくしてしまうことがあります。
例えば普段はOLとして働いている兼業型のセク女が、AV出演を会社や上司にばれてしまうと退職を迫られるかもしれません。大学生や専門学校生の場合は退学ですね。
たとえ退職勧告や強制退学という形を取らなかったとしても、何らかの圧力をかけられて職場に居づらくなってしまう可能性もあり。
組織としても事を荒立てて問題を表面化させるよりは、自主退職や自主退学でフェードアウトさせた方が都合がいいわけです。
会社内やキャンパス内に現役AV女優がいるなんて噂が広まると、企業のイメージ低下は避けられず風紀をも乱しかねないですからね。更にネット掲示板などに書き込まれて拡散されようものならば、風評被害によって業務に支障が出るおそれすらあるのです。
地元での再就職が困難になる
上記のような事柄で職を失ってしまったAV女優は、当然次の仕事探しを行うことになります。
ただしこの就職活動においても、一筋縄ではいかない更なる困難が。万が一AV出演の事実が広まってしまっていた場合、退職や退学させられたのと同じ理由で不採用となる可能性が出てくるのです。
特に生まれ育った町が田舎や地方の中小都市なんかであれば、世間の噂が回るスピードもそれだけ早い分、影響は顕著に表れるでしょう。
また面接の時点では大丈夫だったとしても、勤務を開始した後にAV女優の経歴がバレるリスクもあり。結局地元には居づらくなって、誰も知らない土地で一からやり直す・・・なんて結末にもなりかねません。
人の噂も七十五日なんていうのは、ある程度の規模の大きさを伴ったコミュニティーでの話。小さく閉鎖的なムラ社会では、そうした格言が通用しない場面も多々あります。
元セクシー女優の肩書きにもメリットはある？
単純に白い目で見られるだけでなく、就職や交際といった面で実害すら出てしまいかねないAV女優という経歴。
ただし一般社会ではとかくマイナスに働きがちな肩書きも、環境や状況によってはプラスに作用するパターンももちろん存在します。
まずは風俗店で働く場合。地元での就職をあきらめて東京や大阪といった都会で風俗嬢になる元AV女優は珍しくありません。
そんな時に売りになるのが、現役か引退かにかかわらずアダルトビデオ業界にいたという経歴。たとえ誰も知らない無名の企画女優だったとしても、HPのプロフィールに記載するだけで引きは抜群なのです。
男にとって憧れの対象であるAV女優というのは、言うなれば手の届かない別世界の住人。「ものすごいテクニックの持ち主なんじゃないか」という期待感との相乗効果で、たくさんの指名を獲得し高収入を手に入れることも夢ではないでしょう。
お店としてもセクシー女優在籍店と書けるのは大きなメリット。高待遇で迎え入れてくれるところも多いのです。その他元AV女優による接客で人気を集めるキャバクラ店があったりと、水商売の世界ではおおむね好意的に受け取られる傾向がありますね。
また地元で冷遇を受けたことで逆に吹っ切れて、一念発起しセクシー女優に専念する娘も当然います。大部屋女優からAV女王と呼ばれるまでに上り詰めた上原亜衣さんの例もありますし、何より逆境をバネにステップアップしていく女優さんを男は応援したくなりますよね。