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AV出演強要問題の闇|だまされる方が悪い?強引に性的行為を撮影する手口とは

AV出演強要問題の闇|だまされる方が悪い?強引に性的行為を撮影する手口とは

AV出演強要問題とは

AV出演強要問題とは

AV強要問題というのは、読んで字のごとくアダルトビデオに強引に出演させる悪質な行為のこと。

世界的な人権意識の高まりや被害女性の告発などによって、2016年あたりからマスコミにも頻繁に取り上げられているテーマです。

昔からAV業界のダークサイドとして、噂や都市伝説的に語られてきた話でもあります。一個人が世界に向けて自由に発信できるネット社会の発展が問題を表面化させた代表的な例といえるでしょう。

では実際に被害者となってしまった女性たちは、一体どういう手口で無理やりアダルト動画に出演させられることになってしまったのでしょうか?
また身内や友人といった誰かに相談したり、弁護士や警察を頼ることはできなかったのでしょうか?

このページではそうしたAV強要問題に対する疑問への回答を中心に解説していきたいと思います。

hama
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アダルトサイト利用者であれば必ずお世話になるのがセクシー女優。彼女たちの地位と立場を尊重することが、健全なAV業界の発展につながっていくのです。

被害女性が悪徳AV事務所とつながるきっかけ

被害女性が悪徳AV事務所とつながるきっかけ

いくら強引にアダルトビデオに出演させるといっても、その前段階として被害者と事務所が繋がるきっかけというものが必ず存在します。

どんなに悪質なプロダクションであっても、街でさらってきた女性をそのまま撮影現場に連れていくなんてことは当然ありません。

いわゆる普通の一般女性が、どのような過程で悪徳事務所の巧妙な罠に足を引っかけられてしまうのでしょうか。

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この項目では被害を告発した女性たちが証言した、実際にあった事例を4つのケースで紹介していきます。

①アイドルやモデルのスカウトを装うケース

AVプロダクションという身分を隠し、普通のタレント事務所だと偽ってスカウト行為をするケースですね。

年頃の女の子であれば、「芸能界に興味はありませんか」とか「すごく可愛いから絶対アイドルになれますよ」なんて言われたら決して悪い気はしないはず。多少怪しいなとは思っても、夢見る気持ちが勝ってついつい個人情報を交換。

携帯電話やSNS上でやり取りした後に事務所と契約を結ぶのですが、紹介されたのはAV女優の派遣を専門とするプロダクションだった・・・という笑えないオチが待っていたのです。

②ネット広告の高収入アルバイトに応募

ネットサーフィンしているとたまに見かけるのが、「高収入」をうたい文句にする謎の高額アルバイト情報。

条件は「女性なら誰でもOK」という明らかに胡散臭いものから、「チャットで異性とお話」「パーツモデル募集」といった具体的な仕事内容を明記しているものまで様々なものが見受けられます。

これも募集方法が異なるだけで、結局連絡先に記載されているのは何らかのAV事務所。高収入につられて面接に行くと、意図せずAV出演契約を結ぶハメになってしまうのです。

③テレビ番組の撮影クルーに扮するケース

テレビ局のスタッフを装って、街中で声をかけた女の子に「撮影に協力してほしい」とお願いするパターンです。

ミーハー心から承諾すると、近くに停めてあるバンタイプの大きめの車の中に案内。そこで言われるままに書面にサインすると、突然いかがわしい性的行為の撮影がスタートするという嘘みたいな展開が待っているのです。

誤解の無いように書いておきますが、SOD(ソフトオンデマンド)を代表する人気シリーズであるマジックミラー号のことではありません。あちらはあくまで企画エロ動画であり、契約関係や承諾はきっちりと行われた上で撮影されています。

言うまでもなく先ほど署名した書面はテレビ番組のものではなく、AV撮影およびアダルトビデオ出演のための承諾書。車内という狭い空間の中で男達に囲まれた被害女性は、恐怖心から声をあげることすらできません。

口淫や手淫などといった卑猥な性的行為を要求され、その場面はバッチリと動画や写真に撮られてしまい・・・後日インターネット上に商品として出回るのでした。

hama
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にわかには信じがたい手口の事件ですが、これらは実際に逮捕者が出ている現実世界で起きた出来事です。中にはたった1人で犯行に及んだ事例もあり、いかに性衝動が犯罪に結びつきやすいかを如実に表す悪例としてメディアでも取り上げられました。

④コスプレモデルの撮影会

意外なところでいえば、コスプレ撮影会の主催者が悪質なAV事務所だったというパターンも。

いわゆる2次元アニメ好きのアマチュアカメラマンと、コスプレイヤーとをつなぐ場として注目を集めている撮影会。こうしたイベントで欠かせないのが、撮影会の主役として会場に華を添える女子レイヤーの存在ですね。

基本的に被写体となる女の子たちは、求人募集にエントリーしてきた素人女性がほとんど。時給も2千~1万円とかなり高額なことから、趣味と実益を兼ねたアルバイトとしてアニメファンの女の子からの応募が殺到しているとか。

特に東京で開かれる撮影会の会場にはアイドルやタレント志望の娘の参加も多く、その分ルックスレベルも比例して高いそうですね。

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少々前置きが長くなってしまいましたが、ここでのポイントはオタクイメージを逆手に取っている点。アニメや漫画好きに悪い人はいないだろうという安心感から、全く警戒心なく無防備な状態で面接に訪れた女の子達が餌食となってしまうのです。

人間誰しも予期せぬシチュエーションは苦手なもの。ましてやそれが反社的な匂いのする相手と対峙するとなると、正当な理由で断ろうとしても一筋縄ではいかないことでしょう。

レジェンドAV男優である加藤鷹氏の強要問題に対する見解とは

AV業界にはその華やかな外観に隠された様々な問題が存在しており、その中でも特に深刻なのが出演強要問題であることがおわかりでしょう。

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では業界の外部ではなく内部で働いていた当事者たちは、一体どのような意見を持っているのでしょうか。

実は長年にわたって業界の第一線で活躍しレジェンドと称される男優・加藤鷹氏が、この難題に対する自身の考えをメディアで述べたことがあります。彼の経験と業界に対する深い洞察に基づく、その見解を管理人hamaと共に紐解いていきましょう。

ちなみに加藤鷹さんがAV強要問題について語ったのは、2017年に放送されたAbemaTVに生出演した時のこと。アダルトビデオ業界が健全化するための、カリスマAV男優からの提言という内容の特集でした。

ベテランAV男優の経験が示唆するAV業界の実態

まず大前提として加藤鷹氏は約1万本のAVに出演していますが、自らが参加した作品に問題作は無かったと明確に述べています。

しかしAV業界に身を置く一人として、強要が全く起こり得ないとは言い切れないとの感覚を持っていることを示唆。

あのバッキー事件を例にあげて、撮影現場では「何もなければそのまま終わるが、事故が起こるとそれだけでは済まされない」というリスクの存在を指摘。さらにはAV業界特有の問題ではなく、ある意味でどの業界にも当てはまる事象だと語っています。

求められるのはAV業界の自浄作用

インターネットが普及し始めた2007年頃から、AV業界に対して外部からの圧力が増してきたことを加藤鷹氏は認識していたそう。

ある弁護士からは「ちゃんとしたAVメーカーや業界団体を自負するならば、問題ある個人撮影などを排除する活動をしなければ自分たちが苦しくなる」との指摘を受けたことも。

AV業界の闇がいたる所で明るみに出ている昨今、あらためてその言葉の重みを実感していると吐露。業界全体で問題の責任の所在を明らかにし、積極的な自浄作用を推進していく姿勢が求められている状況だといえるでしょう。

セクシー女優に対する保護と人権問題の認識

詐欺師や悪徳商人はどの時代にも存在し、加藤鷹さん自身も過去にはそうしたトラブルに巻き込まれた経験があることを告白。しかし彼はこうした問題に自らが一歩踏み出してしまった責任があるとし、少しでも自己に非を認めると声を上げにくくなる人間の心理を指摘しています。

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ちなみに加藤鷹氏が騙されたのは、昭和によくあった手口の高額な英会話教材。綺麗なお姉さんにつられてしまい、自ら出向いてしまったと回想していました。

それと同時に女性が望まない行為に出ること・人権が侵害される状況は決して許されるものではないと述べ、問題提起の窓口の必要性を強調しています。

映画界にも潜在する問題を指摘

加藤鷹氏は映画の世界でさえ、「作品のため」と女優にヌードを求める場面が存在することを指摘。もはや暗黙の了解では済まされず、最終的には女優自身の同意が絶対に必要であると説いています。

そして改めて、AV業界における書かれていないことを行うことへの恐怖感の存在を強調。特に新人や若いセクシー女優たちが、こうした行為を断りづらい状況におかれることへの懸念を示しています。

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加藤鷹氏の発言からは、業界の成熟と倫理的な自覚に対しての重要性が見て取れますね。ベテランかつカリスマAV男優ならではの視点は、AV業界が直面する問題に真摯に向き合い、改善への道を模索する上で非常に価値のあるものと言えるでしょう。

アダルトビデオ出演者がHIV感染していたというもう一つの闇については、以下の記事を参考にして下さい。

>>現役のセクシー女優がHIVに感染したまま性行為に及んでいたことが判明

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有料アダルトサイトの選び方の管理人hama

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関西在住で西日本一のアダルトサイトオタクを名乗るhamaです。アダルトサイト歴21年超えのAVマニアのアラフォーが、バナナチップスとビールを片手に大阪から配信しています。

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