早漏を克服するための最終手段に外科手術を選ぶ人々がいた
早漏といえば包茎や短小などと並んで、男性が抱える大きな性の悩みの一つ。挿入してもわずか数回腰を振っただけでイってしまったり、場合によってはフェラや手コキの前戯すらも発射を我慢できないパターンもあります。
そうしたセックス中の失敗は男性側に深刻な精神的ダメージを与え、女性に冷たい言葉を投げかけられてトラウマに発展してしまうことも。結果的に風俗に行くことさえ怖くなり、一人でさびしくエロ動画を見ながらマスをかくことしかできなくなってしまうのです。
一方で早漏というコンプレックスを乗り越えるために、様々なやり方で改善を試みる前向きな男性も当然います。
それは例えばネットに乗っているチントレだったり、薬局や通販で売られている早漏防止クリームだったりするわけですが・・・何と外科手術というかなり思い切ったアプローチで、一気に早漏を治してしまおうとする人たちが一定数以上いるというのです。
そこでこのページでは、早漏を治すための外科手術について徹底解説していきます。
世間的にはそれほどメジャーではない早漏手術とは、どれくらいの値段がかかって内容は一体どのようなものなのか。
また射精までの時間を伸ばせるというメリットに対して、リスクやデメリットは無いのか。
そうした点についてもまとめていきますので、早漏でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
早漏改善の手術には2種類あることを知っておこう
一般的にはまだ認知度の低い早漏改善のための手術ですが、具体的には以下の2種類の施術方法が存在します。
・包茎手術
・陰茎背部神経遮断術
1つ目に挙げた包茎手術については、多分あなたも一度は耳にしたことがあるはず。
ペニスの余分な包皮を切除する治療である包茎手術が、なぜ早漏の解決につながるのかは後の解説に譲りますが・・・深夜帯を中心にCMを打つクリニックもあるため、何となく身近に感じる方もいらっしゃることでしょう。
逆に2つ目の陰茎背部神経遮断術の方は、ほぼ全ての人が初見だと言っても過言ではないくらいマイナーな手術法ですね。
「神経遮断」という何だか物騒な言葉の響きに、有無を言わせぬ威圧感を覚えたのは管理人hamaだけでしょうか。
もしあなたが早漏を手術で治そうとするならば、以上2つのどちらかより選択することになるわけです。
それではいよいよ早漏克服の外科手術の実態について、次項から詳しく検証していきたいと思います。施術内容や料金相場はもちろん、気になる効果のほどや注意点も含めて知りたいあなたは、もうしばらくお付き合いください。
早漏手術1.包茎手術
ペニスの亀頭を覆う余計な包皮を、メス等でカットする医療行為ですね。
日常的に亀頭が皮に隠れている包茎の男性は、性的な刺激に対して敏感な傾向があると言われています。
手術により亀頭を露出させることで、空気や下着の摩擦などに常時さらされる状態になり、結果的に刺激に強くなるという理屈。これが包茎を治せば同時に早漏も克服できるとされる所以なのです。
包茎治療の料金相場
包茎の種類や包皮の状態、また受診するクリニックによってバラバラですが、おおよそ5~30万円といったところが価格の相場。
比較的軽めの仮性包茎であれば5万円~、真性包茎やカントン包茎だと12万円~といったラインが最安値の目安といえるでしょう。
包茎治療のメリット
包茎が治ることで、最も大きな利点といえばやはり男としての自信が取り戻せるところ。
包茎の人は温泉やサウナで他人の目を必要以上に気にしてしまい、下半身を隠すことに意識を取られて思い切り楽しめないという意見もよく聞かれます。
また陰茎を清潔に保つことで性病を予防したり、若い世代の方だとサイズアップを望めるという効果もあるようです。
包茎治療のデメリットやリスク
冒頭で述べた包茎と早漏の関連性については、実は科学的な根拠がほとんど無いそう。
無修正アダルトサイトを見てると、仮性包茎のAV男優や素人出演者もたくさんいますよね。ただし彼らの皆が早漏かというと、決してそうではありません。
リスクとしては傷跡やツートンカラーが残ったり、なかには性機能障害まで生じるといった可能性があること。実際に国民生活センターにも包茎手術に関する多数の苦情や相談が寄せられている点は、あらかじめ考慮に入れておくべきでしょう。
早漏手術2.陰茎背部神経遮断術
ペニスの末梢神経の一部を除去することにより、感度を鈍らせて早漏を改善しようとする外科手術。
日本の医院に導入されてからまだ歴史が浅いため、世の中にはほぼ知れ渡っていない治療方法です。
陰茎背部神経遮断術の料金相場
最近までは韓国や中国といった一部の国でしか採用されていなかったため、国内と海外で金額の開きがありますね。
国内のクリニックで受けるならば、神経1本あたり10~15万円。
毎年それなりの人数の日本人男子が治療に訪れるという韓国であれば、現地の通貨で50~100万ウォン。日本円に換算すると約5~10万円といったところです。
海外で手術を受ける場合は往復の渡航費用に加え、現地滞在にかかるお金も当然プラスされます。
陰茎背部神経遮断術のメリット
無事に成功すれば早漏の克服に一定の効果が見込める。
陰茎背部神経遮断術のデメリットやリスク
まずこの「陰茎背部神経遮断術」という手術そのものに、世界中で肯定と否定の様々な論争があるという側面は頭に入れておいてください。
そして国内で治す場合は取り扱う医院の少なさと、日本に導入されて日が浅いため、充分な情報や口コミを得られないことが1つのデメリット。
ならば美容外科や整形手術の分野では世界をリードする、お隣の韓国の医院をチョイスするという手もありそうですが・・・
いくら同じアジア圏とはいえ、言葉も文化も全く異なる国でペニスの神経を切るという行為自体が、計算できないリスクをはらんでいるといえるのではないでしょうか。
亀頭増大術も早漏の改善に効果ありって本当?
亀頭増大手術とは、陰茎の先端部分である亀頭のサイズを一回り大きくする手術のこと。コラーゲンやヒアルロン酸などの薬剤を注射器から注入することで、確実かつ短時間に亀頭を増強することが可能です。
ここで早漏男子が気になるのは、この亀頭増大術が早漏の対策にもなるという噂の真相。
特に男性自身に早さとサイズ両方のコンプレックスを、同時に抱えていればなおさら。1回の治療で2つの症状をカバーできますから、まさに一石二鳥とはこのことでしょう。
では肝心の真偽についてはどうかというと・・・亀頭増大手術で早漏の改善に一定の効果があるのは事実。増大手術で亀頭は薬剤に覆われた形となり、刺激に対する感度が鈍るため性行為で長持ちするようになるのです。
こう聞くと早漏&短小にお悩みの男性にとって夢のような治療法にも思えますが、注意点もいくつか見え隠れしています。
まずヒアルロン酸やコラーゲンは、一定期間をかけて徐々に体内に吸収されてしまう点。つまり効果を永続的に保つためには、定期的に注射を打ち続ける必要があるんですね。
またもちろん保険はききませんし、クリニックや薬剤の種類と量によって数万~数十万円とかなりのバラつきがあります。