男なら誰だって食事中にムラムラした経験がある
人間の三大欲求といえば食欲・性欲・睡眠欲の3つですよね。いずれも人が生きていく上で欠かせない大切な要素なのですが、時にそのうちの2つが同時に発生してしまうことがあります。
そう、タイトルにある通り「食事中のムラムラ」、つまり食欲と性欲のコラボレーション。特に何らかの事情でしばらく抜いてなかったりすると、フル勃起したままモグモグ口を動かすという、食と性のどちらにも集中しきれない状況に陥ってしまうことも。
万が一にでも周囲にバレたら、赤っ恥は免れません。学生時代なんかだと一生モノの恥ずかしいあだ名を付けられることでしょう。
そしてどんなに興奮が高まったとしても、食事中にシコシコとペニスをしごき始めるわけにもいきません。少なくとも目の前の料理を片付けてから、オナニーを開始するというのが現実的な流れでしょう。
ただしそんな場面でいつも頭に浮かんでくる疑問が一つ。
「食後すぐの満腹状態でオナニーなんかしたら、体に悪いんじゃないの?」
食べた直後の運動が身体に良くないとは昔から言われてきましたが、1人エッチに関しても同じく悪影響があるのではないかという不安からくる疑問ですね。
そこでこのコーナーでは食べてすぐの自慰行為、ことさら胃に食物がたくさん入った状況でするオナニーの善悪について、徹底的に検証していきたいと思います。
食後まもないオナニーにはデメリットがいっぱい
食事の後に間髪入れずにする自慰行為には、残念ながらデメリットがたくさん詰まっています。
つまり食後はできることなら、性欲が自然におさまるのを待つのが正解というワケなんですね。
ただし何の説明もなしにただ「我慢しろ」と言われても納得できないと思いますので、具体的なデメリットを2つあげてその理由を解説してみたいと思います。
①食物を消化するためのエネルギーが奪われる
まず1つ目の理由は、胃腸で消化するためのエネルギーが自慰行為の方にいってしまうということ。当たり前ですが食後というのは、内臓の働きが非常に活発になっています。
それはもちろん、各栄養素を消化吸収するのが目的。昼食後とかに眠気を催すのは、本来脳に使われるはずのエネルギーが、胃腸に回されることで起きる現象なんですね。
そのような全身の血液が胃や腸に必要な時に、オナニーでペニスに流入させてしまうと・・・消化に不可欠なエネルギーの何割かを奪ってしまうことになります。
結果として消化不良を引き起こし、お腹のあたりの不快感の原因となってしまうんですね。これが食後オナニーが良くないと言われる一つ目の理由なのです。
②副交感神経の働きで快楽が減ってしまう
食後というのは心も体も休憩モードに入ります。この時体内では交感神経よりも副交感神経が優位となり、主観的にはとても落ち着いたリラックス状態に。
ところが逆にマスターベーションの快感というのは交感神経ありきで感じられるもの。つまりはオナニー本来の気持ちよさを、充分に味わえない可能性があるんですね。
加えて上記の消化不良が重なれば、至福の1人エッチタイムも台無しになってしまうことでしょう。
こうした2つの要因が、食後すぐの自慰を推奨しない大きな所以。せめて食物が胃で消化されるまでの2~3時間は、シコシコしない方がベターなのです。